2025.05.28
活動記録 奨学金基金
初代サンクス基金奨学生ダンザン君を訪ねて、モンゴルを訪問
5月28日から31日の4日間、八木基之会長以下会員10名、他クラブ会員1名と奥様の総勢12名で、モンゴルを訪問しました。
【今回のミッションの目的】
当クラブでは2016~17年度の創立60周年を機に「豊橋北ロータリークラブ奨学金基金 (通称:サンクス基金)」というクラブ独自の奨学金システムを立ち上げ、これまでに多くの豊橋技術科学大学の外国人留学生を支援してまいりました。
初代サンクス基金奨学生(2017年4月~18年3月)のスギル・ダンザンワーンジル君(通称ダンザン君)は、その明るいキャラクターで多くの会員から愛され、技科大卒業後は母国モンゴルに帰国、現在はウランバートルのTOYOTA系ディーラーで活躍しています。
今回、会員有志が彼の地を訪れ、改めてダンザン君との交流を図ると共に、普段あまり知ることのないモンゴルという国への理解を深め、かつ次々年度(2026~27年度)の当クラブ創立70周年に向けてサンクス基金及びサンクス奨学生の今後を考えることを目的としました。
なお、当ミッションは、当初2020年春に企画されましたが、コロナの蔓延により断念。5年越しの企画となります。
【行程】
1日目5月28日 移動(成田→ウランバートル)
2日目5月29日
- ウランバートル市内観光
- トヨタモンゴル訪問(ダンザン君の職場)
- 新モンゴル学園訪問(2000年に日本人有志の支援によりモンゴル初の日本式高等学校を設立。2008年に中学校、2009年に小学校を設立。2014年にさらに設立された「新モンゴル工科大学」「新モンゴル高等専門学校」を傘下におく私立の教育機関。ダンザン君の母校であり、豊橋技科大とは、学生交流・学術研究交流を促進する協定を締結している)
- モンゴル米山学友会懇親会(モンゴルからロータリーの米山奨学事業で日本に留学したメンバーの組織。現在会員数約320名。世界中で活躍している)
3日目5月30日
- チンギス・ハーン像
- テレルジ観光(遊牧民生活体験、乗馬体験、アラヤバラ寺、亀石、ミニコンサート、星空観賞会)
4日目5月31日 移動(テレルジ→ウランバートル→成田)
【総評】
ダンザン君とコロナ禍を挟んで7年ぶりに再会、友情を確認することが出来、かつモンゴル米山学友会との交流を通じて、学友会や現地ロータリークラブの奉仕活動の現状を伺い、当クラブの70周年を含めた今後の活動の参考とすることが出来ました。
また参加メンバー全員にとって初めてのモンゴルであり、短期間の滞在ではありましたが彼の地の歴史や現状、現地の生活や文化の一端に触れ、理解を深めることが出来たのではと考えます。