お知らせ・活動報告

2025.06.10

奨学金基金 例会報告

【6月10日】国際奉仕担当例会「モンゴルミッション報告会」

6月10日(火)、国際奉仕担当例会「モンゴルミッション報告会」を開催しました。

卓話に先立って今井教博さん(有限会社 AOIPLAN)、高畑直史さん(株式会社フジ電材)の入会式を行いました。お二人の入会で当クラブの本年度新入会員は13人となり、現時点での会員数は62名となりました。お二人の今後のご活躍を期待しております。

さて、本日の卓話は、去る5月28日(水)から31日(土)にかけて、モンゴルの首都ウランバートルと郊外のテレルジを、会員10名、他クラブ会員1名と奥様の総勢12名で訪問した際の模様を、石川会員(S.A.A.、会員増強委員長)より報告しました。

今回のミッションでは、当クラブが2016~17年度の創立60周年を機に立ち上げた「豊橋北ロータリークラブ奨学金基金 (通称:サンクス基金)」の初代サンクス基金奨学生、スギル・ダンザンワーンジル君(2017年4月~18年3月、通称ダンザン君)を母国モンゴルに尋ね、改めて交流を図ると共に、普段あまり知ることのないモンゴルという国への理解を深め、かつ次々年度(2026~27年度)の当クラブ創立70周年に向けてサンクス基金及びサンクス奨学生の今後を考えることを目的としました。なお、当ミッションは、当初2020年春に計画されましたがコロナの蔓延により断念、5年越しに実現した企画となります。

冒頭、モンゴルに関する概要、地理や歴史について解説し、その後4日間の行程について、参加者のコメントを交えながら報告しました。

1日目5月28日 移動(成田ウランバートル)

2日目5月29日

・ウランバートル市内観光

・トヨタモンゴル訪問(ダンザン君の職場)

・新モンゴル学園訪問(ダンザン君の母校。モンゴル初の日本式高等学校。中学校、小学校、さらには「新モンゴル工科大学」「新モンゴル高等専門学校」を傘下におく私立の教育機関。豊橋技科大提携校。)

・モンゴル米山学友会との懇親会(モンゴルからロータリーの米山奨学事業で日本に留学したメンバーの組織。現在会員数約320名。昨年10周年記念式典を開催。)

3日目5月30日

・チンギス・ハーン像、テレルジ観光

4日目5月31日 移動(テレルジウランバートル成田)

ミッションの成果として、ダンザン君とコロナ禍を挟んで7年ぶりに再会し、友情を確認することが出来、かつモンゴル米山学友会との交流を通じて、学友会や現地ロータリークラブの奉仕活動の現状を伺い、当クラブの70周年を含めた今後の活動の参考とすることが出来たこと、参加メンバー全員にとって初めてのモンゴルであり、彼の地の歴史や現状、現地の生活や文化の一端に触れ、理解を深めることが出来たことが報告されました。